バンドはめちゃくちゃ儲かる


バンドはめちゃくちゃ儲かる。
なぜバンドが儲かるのか、ハイパーミュージックリサーチ社の調査をもとに検討してみた。

まずバンドとはなんだろうか。定義をするのは難しい。例えば人数などを基準にはできないように思う。さすがに1人でバンド、という主張はあまりみたことがないかが、例えばもともと4人いたうちの3人がやめて1人になっている状態のとき(そしてメンバーを探していたりすればなおさら)、それをバンドのままであるというのは自然だろう。もちろん、1人でもバンドということは当然できる。また楽器などの構成もあまり参考にはならない。この楽器がなければバンドとは言えないといえるような楽器はひとつもないし、例えば「楽器をもたないバンド」というのも可能である。(ただし例えば「楽器をもたないパンクバンド」という表現は、そもそも「バンドというのは普通楽器を持つものである」という前提から考えられているともいえる)。男女比や、国籍、年齢などが基準にならないことはもちろん当たり前だが、そもそも人間がやっているかどうかすらさほど問題ではないように思う。例えば、ある1人の人物がその他の楽器をコンピュータによる演奏で「バンド」として、登場してくるところを想像してほしい。本来的な意味であれば、そのバンドのメンバーは1人といえるかもしれないが、実質楽器の構成からすれば1人とコンピュータが数台、といえる。

またバンドは何をするものなのか、という点でも厳密な定義をすることは難しい。通常は音楽をつくり、それを演奏するのがバンドの主目的であるように思われる。しかし、実際には演奏をしていなくてもバンドといえるだろう。当然、すべての時間演奏をしているわけではないし、演奏をしていない時間の方がどんなバンドも長いように思われる。しかしそのような時間であっても、バンドでなくなるわけではない。またバンドの主目的な楽曲である必要はない。何年も新しい曲をつくっていないバンドも存在するし、自分たちの楽曲がなくてもバンドは存在しうる。

以上でバンドとは何か、ということが概ね確認できた。ここから、バンドがなぜ儲かるといえるのか考えてみたいと思う。

儲け、あるいは「利益」というものを定義すると基本的には

収入-支出

である。
つまりこの利益を増やすためには、収入をより大きくするか、支出をより小さくするか、という道がありうる。(数学的には支出だけでもマイナスになれば、常に利益がプラスになるが、支出だけをマイナスにする方法を人類はまだ発明していない)

まず支出について考えてみよう。
多くの業種において、支出の多くの割合を占めるのは人件費だ。バンドもその例にもれないが、先ほどもいったようにバンドというのは人数や構成人員の属性によってきまるものではないといえるため、まずこれを最大限までカットすることができる。人件費を最大まで減らすには、社の計算によると人員を0人にした場合、なんと人件費が0になることがわかった。これはバンドの定義に反しないどころか、メンバー間の音楽性の違いによる衝突を避けられるという副次的なメリットも考えられる。ソロアーティストなどでは、メンバーを0人にすることはできないため、この点から考えてもバンドは相当に利益が大きいといえる。

また、制作費なども支出となる。楽曲制作にはアレンジ、レコーディング、ミックスなどといった制作費、またライブなどの制作費なども関わってくる。アマチュアバンドであれば、自分たちでCDを制作するときなどの費用もかかってくるだろう。計算によると、制作楽曲数を0、またライブ本数を0にすることによって、これらの制作費を最大までカットすることができる。これらは上記のバンドの定義に反しない。またグッズなどの制作費もコストであるといえる。これらも、社の計算によればグッズの制作数を0にすることによって最大限までコストカットが可能である。チェキなどもフィルム代がかかるため、完全にカットすることが考えられる。これらはアイドルグループでは不可能と言えるため、バンドは非常に利益の効率が高いといえる。

次に収入に関してはどうだろうか。
バンドは、先ほども述べたとおりすべての時間において、「そのバンドである」ということが保証される。そこで、メンバーは基本的に日々の時間を高収入の業務にあてることが推奨される。特に良いとされる業種に関しては、マイナビなどの人材広告企業の記事などが参考になると思われるが、これらについてはさらなる調査が必要である。
この業務に関しては前述の支出を減らす施策である「ライブ0」「楽曲制作0」とも整合性が高く、ライフスタイルとしての完成度が実現されているといえる。
またすでに高収入である人間をメンバーに加える、ということも考えられる。特に楽器などができる必要もなく、また活動に参加する必要もない。もちろんこの場合、その収入はすべてそのメンバーのものであるが、計算式の上では「収入-支出」がプラス方向に増えるといえる。これはメンバーの人数が固定されているグループなどでは不可能である。

以上から、バンドはかなり儲かるということがわかった。

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ヤマモトショウ

作詞家です。音楽をつくります。#ロゴススタジオ で作詞について書いてます。「食べる毎日、毎日食べる」では一日一軒食べたお店を紹介します。
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