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なぜあえて月額1000円の作詞ワークショップをはじめるのか

noteを使って、ヤマモトショウの新しい試み

#ロゴススタジオ

を先月からはじめていますが、今回さらにワークショップを含んだ月額1000円の定期購読マガジンを開始しました。

「安すぎませんか?」

とか

「値段の理由がわからない」

という人もいたので

こちら、作詞に興味のある方はぜひ参加してほしいのですが、今回はなぜこういったことを始めたのか書いてみます。

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まず、今回はじめるのは単純な作詞の講座ではありません。

つまり僕が一方的に何かをみなさんに教えるというわけではないということです。どうしても形式上、そのような形になる場面はあると思いますが、基本的にはみなさんにも議論や実際の制作に参加してもらう参加型の

ワークショップ

という形をとっています。

そのため、実作業も伴いますし、またその場は作詞家やミュージシャン、音楽関係の仕事を志す方同士のコミュニティにもなると思います。

また、こちらはオンライン上でもみなさんに課題曲などに対してかいていただいた歌詞に、僕がコメントしていく記事も公開します。さらに、歌詞に関する様々なテーマをだしてみなさんと議論していきたいと思います。

つまり、#ロゴススタジオ は歌詞についてのオンラインコミュニティでもあるのです。

このように #ロゴススタジオ は作詞家、ソングライター、ミュージシャン、音楽関係者にとって

オンライン、オフライン、両方のコミュニティ

になることになります。

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さて、僕自身はプロの作詞家として普段、作詞をすることを仕事にしているのですが、今回このような企画をたちあげたのにはいくつか理由があります。

実際、単に「作詞の講座」をやるだけのことであればもう少し別の手段をとったと思います。

どこかで教室を開講して、もっと高い月額をとる、というのが音楽系の講座であれば普通だと思います。

話すだけ話して、その後どうなったかは別に責任はないわけで、資格もいらないし簡単です。

どことはいいませんが、音楽の専門学校などはそういう講座をたくさんつくって、しかしそこからは特にソングライターが生まれてないことも多いように感じます。

ではなんでそれをやらないのか。それは今いったように、そこから特に面白いものは生まれないからです。なぜでしょう

どうしてそれではうまくいかないか、と考えてみれば簡単な話で、それはそこに参加している人が

考えてない、動き出してないから

でしょう。教室にすわって、人の話をきいているだけですべてがうまくいくわけありません。音楽というのはどうあれ、人と人とのコミュニケーションなので、常に動いていく人の感情を意識し(それは他人のものであれば、自分のものであれ、ということです)、そして実際にそれを表現してかないことにははじまりません。

もちろん、そのような座学は知識や技術を得たりする場としては有効です。すでにそういった場を持っている方は、ぜひうまく使ってみてください。僕もたとえば大学でテキストの正しい読み方などを学んで、今でもかなりやくにたっています。

さて、では

考えてない、動き出してない人

はどうしたら、いいでしょうか。もちろん簡単なのは考えて、動き出すことです。しかしそれはそんなに簡単なことではありません。誰かが用意してくれたものにのっかるほうが、そりゃ楽です。でもそれでは新しいものは生まれない。だから、僕はひとまずそのようなことを

「考え、動きはじめることができる場」をつくることにしました。

それが #ロゴススタジオ です。


なので、ここではみなさんに実際に考えて、手や体をうごかして、人と交流して、新しい音楽をつくっていきたいと思ってます。そして多分、そこから僕は大きな利益を得られると思っています。

それは実際に生まれてくる作品もそうですし、あとは実際に考えて動き出しているみなさんとの人間関係です。

実際、僕も音楽の世界にはいったときに自分のことを面白がってくれて、ほとんど無償のような形で手伝ってくれた人、動き出してくれた人のおかげで今プロとして活動できています(最近は少しずつ恩返ししてます)


月1000円の参加費は、ワークショップの開催や、記事の編集などの最低限の運営費です。教室の参加費でもなければ、授業料でもなく、あくまでみなさんがこのコミュニティに参加するための実費だと考えてください。

そして、逆にnoteの定期マガジンとしては高いのかもしれませんが、コミュニティの参加費としてはそうでもないかなと思ってます。


質問もいつでもお待ちしてます。


ヤマモトショウ


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