#ロゴススタジオ として振り返る2018年

#ロゴススタジオ 言葉から音楽を考える場として2018年夏頃にこのnoteを舞台にスタートしました。去年くらいから、高校生とワークショップをやったり、また作詞についての話をいくつかの媒体でしたり、また若い(僕もまだ作詞家としてのキャリアはじめたばかりですが)ミュージシャンからも色々と聞かれるようになり、単純に僕のスキルをお話するだけではなくみんなで作詞について議論しながら、現代の作詞家像をつくっていくことができたらいいなと考えはじめていました。

いわゆる「オンラインサロン」の仕組みを使おうと思っていたところで、春頃noteのことをとある音楽ディレクターTさんにご紹介いただきました。実はこのときあったnoteのディレクターであるTさん(今の所登場人物がTから始まる人ばかりですいません)とは以前別の仕事でたまたま一緒だったこともあって、そしてこの時に社長に聞かせていただいた話が僕が当時考えていたこととどんぴしゃだったこともあり、ぜひ何か一緒にできたらいいですね、という話に。そこから、作詞について議論する場をnote上につくる、という話になりました。またリアルな場としてワークショップ開催も同時にやっていこうということになりました。

そして同時期にコピーライターで、最近は作詞の仕事も数多くされている阿部広太郎さんと知り合いました。阿部さんとはその後、僕が作曲、阿部さんが作詞という形でもご一緒することになるのですが、この時は共通の知り合いのレーベルのOさんが「たぶん気があうと思うので、紹介したい」ということでした。実際、その後よくおしゃべりをするようになり、僕がそのとき「作詞についてこんな試みをしようとしている」というお話をしました。そして阿部さんから「#ロゴススタジオ」という名前をご提案いただきました。「言葉から考える」というコンセプト通り、この名付けによってアイデアが大きく広がっていきました。特にここは「スタジオ」なんだ、という意識の変化は実に興味深いものだったと思います。

そしてnoteの定額マガジンの購読者の方に、ワークショップに自由に参加していただくという形で、また私ヤマモトショウ自身のブログでもあるという形で「#ロゴススタジオ」をスタートさせました。ロゴススタジオのロゴは、僕のバンド時代、そしてソロ活動であるSORORでもお世話になっている勝見さんが作ってくれました。

ワークショップは10月からのスタートだったので、まだ2回しか開催できていないのですが、こちらにも早速たくさんの方が参加してくれて、すでにとても有意義な場となっています。

第一回は「作詞を定義する」
第二回は「替え歌について」
というテーマで色々な作業と議論をご一緒させていただきました。

年明け1月の第三回(1/23表参道にて)では
「歌詞とタイトル」
をテーマにワークショップを開催します。(応募は年明けにはじめるので、予定を空けておいてくださいね)。今回も学生のみなさんは無料で自由参加できるようにしたいと思ってます。一般の方で参加したい方はnoteで「#ロゴススタジオ 定期購読マガジン」の定期購読’(月額1000円)をお願いします。

またnote上では僕が作った課題曲に作詞をしてもらうということもやってもらっています。作詞してくれたものに関してはすべて見させてもらっています。来年以降は、よい作品を書いている方にはぜひこちらからもコンタクトを取りたいと思っています。#ロゴススタジオ から発信するアーティストも来年は考えているので、こちらで何かご一緒できればと思っています。
2018年の課題曲に関してもいつでも作詞して #ロゴススタジオ のハッシュタグをいれてもらえれば、チェックしますので今からでもぜひ挑戦してみてください(オンライン上のイベントの参加はすべて無料です)

来年は、前述通り #ロゴススタジオ からのアーティストの発信とともに、言葉からはじめて音楽を考えるという大きな目標と目的をより明確に実現していきたいと思っています。作詞家という仕事、あるいは仕事といえるのかわからないこの世界は、今音楽の世界の変化と同様に大きく変わっています。どうあるのが良いのか、ということはもちろん来年になったら変わるかもしれません。しかしどうしたいか、ということを考えた先にしかそれはないように思います。作詞に興味をもつみなさんが、そのことでより面白い、素晴らしい音楽につながっていく場になるようにしていきたいと思います。
来年もどうぞ宜しくお願いします。

ヤマモトショウ

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